| 研究概要 |
- リポタンパクリパーゼ(LPL)は末梢血液中で中性脂肪を加水分解し、血中の中性脂肪を低下させる。我々は末梢血中のLPLの調節機構の解析を進め、インスリン抵抗性が亢進した状態では血中濃度が低下し、中性脂肪の増加と善玉コレステロールであるHDL-Cの低下につながることを報告した。また、HIV感染に対する薬物療法が血中LPLを低下させ、脂質代謝異常の発症に関与する可能性を報告している。ヒトの検体を利用して末梢血液中のLPLと脂質代謝の制御機構の解明を進めている。
- 唾液は簡単に、いつでも、どこでも、誰でも採取できる臨床検体である。唾液を採取し、唾液中のコルチゾールを測定することで個人のストレス状況や穂人が自覚できていない体調の変化を評価する研究を進めている。
- ワクチン接種は感染症の発症を予防できる有効な手段である。血中抗体値の測定とワクチン接種歴等を解析することでワクチンの効果を評価する研究を続けている。
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| 提供できる技術 ・応用分野 |
- 血中のリポタンパクリパーゼおよび関連因子の測定とデータ解析
- 唾液中のコルチゾール測定とデータ解析
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| 主要な所属学会 |
日本臨床検査医学会,日本動脈硬化学会,日本臨床化学会,日本感染症学会,日本糖尿病学会
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| 論文 |
- Clinical Significance of Lipoprotein Lipase (LPL) in People Living with HIV: A Comprehensive Assessment Including Lipidemia, Body Composition, Insulin Secretion, and Insulin Resistance. Nutrients. 2025 Oct 13;17(20):3207. doi: 10.3390/nu17203207.
- Reciprocal Fluctuations in Lipoprotein Lipase, Glycosylphosphatidylinositol-Anchored High-Density Lipoprotein-Binding Protein 1, and Hepatic Triglyceride Lipase Levels in the Peripheral Bloodstream Are Correlated with Insulin Resistance. Nutrients. 2025 May 30;17(11):1880. doi: 10.3390/nu17111880.
- Quantification of lipoprotein lipase in mouse plasma with a sandwich enzyme-linked immunosorbent assay. J Lipid Res. 2024 Apr;65(4):100532. doi: 10.1016/j.jlr.2024.100532.
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| 受賞歴 |
- 2022年(令和4年)11月 日本臨床検査医学会学術賞
- 2019年(令和元年)9月 群馬大学医学部医学科ベストティーチャー石井賞
- 2007年(平成19年)3月 群馬大学COEプログラム若手研究者奨励賞
- 2006年(平成18年)11月 日本臨床検査医学会奨励賞
- 2003年(平成15年)11月 日本心血管内分泌代謝学会若手研究者奨励賞
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| メディア情報 |
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